僕のヒーロー。

by puku-mineo
 
決意
小学校のころから、働きたかった。
高校も、大学も、興味がなかった。

なによりも、親に養われている、という事実が嫌だった。

その生活を脱するには、自立しなければならない。

だから、ただ、働きたかった。

家族が嫌いで、家に帰るのが苦痛以外の何ものでもない。
それが、ずっと続いた。

家で心から笑うことはなかった。
「死ねばいいのに」なんて思ったりもした。

そうして、親との仲は最悪になっていった。

しかし、転機は訪れた。
なにがきっかけかは、自分でもおぼえていない。

親の言うことも聞かず、いい加減な生活を送ってきたにも関わらず、
高校の学費まで払ってもらうのは、悪いなとおもいはじめた。
高1の終わりにさしかかっていたころのことだ。

それから、自分でできることは自分でしようと、はじめて”決意”した。

あれから5年以上の月日が経った。
今は、親子関係も修復し、僕は、両親に感謝している。

このあいだ、父と飲む機会があった。
うれしかった。
本当に、よく育ててくれたとおもう。

そして今年、父が「父」になった年に、僕は達する。
by puku-mineo | 2004-07-19 21:57 | 青春
<< お買い物 夏の太陽 >>


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
人気blogランキング
小説・詩 ランキング

おぎゃー!首位陥落。
(人気blog)
でも、ありがとう。

フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
?連リンク