僕のヒーロー。

by puku-mineo
 
カテゴリ:世界( 4 )
 
幸運
ボクが持っているものなんて役に立たない。

誰かのためにできることなんてない。

勝手にそう思い込んで、自ら迷路に迷っていたのかな。

そうしてボクは愚行を重ね、心も身体も滅ぼしていったんだ。

「こんなボクには生きている価値がない、早く死なせてくれ」と。

何度も何度も祈るような気持ちで人をキズつけ続けた。

それなのに、ボクに絶望しているはずなのに、ボクは生きつづけた。

それが罰でもあるかのように。

この愚かなボクは生きつづけ、生きたいと願うこどもたちが、その命を奪われていった。

「この世界が狂っているから。」

ボクはこの世界にも背を向けてしまった。

でも、こどもたちはそんなボクにも笑顔をくれた。

できるなら、この命をあげてくれとボクは心で叫んだ。

それでもまだ、ボクは生きつづけた。

もしかしたら、ボクは幸運の持ち主なのかもしれない。

最後に開き直ったボクは、そう思ったよ。

ならば、このボクの幸運を精一杯につかえばいいじゃないか。

この世界に降る涙という雨を、ボクの傘でしのいであげよう。

「神様、もう簡単に命は奪えないよ。」
by puku-mineo | 2004-08-26 13:42 | 世界
 
笑顔ひとつ
ボクらは、なにをむずかしく考えているんだ?

人のココロって、すごく単純で、純粋なものじゃないか。

ならば、この笑顔ひとつで世界だって救えるって思わない?

何気ないちっぽけなやさしさで、ボクらはどれだけ幸福を感じているのか。

笑顔で迎え入れてくれる仲間の笑顔に、どれだけ励まされたことか。

まだボクらは、大事なものを失ってなんかいやしない。

きっと何だってできる。

その笑顔から世界を広げよう。

それがすべての始まりなんだ。
by puku-mineo | 2004-08-23 19:29 | 世界
 
バイバイ。
ペンギン君は、お空にバイバイした。

ある日、ボクは、ペンギン君に聞いたさ。

「どうして、お空にバイバイしたんだい?」

「それが、オイラの、生きる術なんだ。」

「どーゆーこと?」

ペンギン君は、ただ、笑っていた。

あれから、たくさんの月日が流れた。

ボクは、すこし、わかった。

またまた、たくさんの月日が流れた。

そして、ボクは、通りすがりの火星人に聞かれた。

「どうして、地球にバイバイしたんだい?」

ボクは、笑うしかなかった。
by puku-mineo | 2004-07-26 12:56 | 世界
 
元気の種
きのう、だれかが、殺された。
きょう、だれかが、殺される。
あしたも、だれかが、殺されるだろう。

これが、ボクの住む世界。

毎日のように、誰かが、血を流し、涙を流す。

こんな世界にうんざりかい?

そんなことはない。

だれかが殺された瞬間、ボクらは、手を打ち、笑っている。
だれかが餓死した瞬間、ボクらは、食べ物を捨てている。
だれかが助けを叫ぶそのとき、ボクらは、簡単に「死」を口にする。

ボクらには、この世界が、見えているようで見えていない。
きっと、見えることはない。

もし、そうならば、
もし、本当に世界が滅びるしかないのなら、

ボクらは、潔く、幸福を放棄しよう。
そして、元気の種をまこうじゃないか。

そう、
新たな世界をつくるのさ。
by puku-mineo | 2004-07-24 07:03 | 世界


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